医療安全管理室は、当院の医療安全管理体制の更なる充実や安全管理を推し進める目的から、2012年4月に設置されました。
患者さんが安心して治療が受けられる環境整備や職員が安全な医療を提供できる組織づくりを目標に、これからも取り組んでいきたいと考えています。
医療の安全を向上させるためには、「ヒヤリ、ハット」したインシデント事例や予期しない状況や、望ましくない事態が生じたアクシデント事例を充分に調査分析して、必要な情報や認識を病院全体で共有することが重要です。
医療安全管理室では、全職員に対してインシデント・アクシデント事例が発生した場合、報告書(レポート)を速やかに提出するようにお願いしています。
収集された報告情報は、関係した当事者の責任を追及するのではなく、業務手順や情報伝達、連携不足などの要因や職場環境といった組織的要因に分類し、再発防止に役立てるように用いられます。