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当院は福岡県のギャンブル障害治療拠点機関に選定されています。
日本にはパチンコやスロットなどのゲームマシン、競馬、競艇、競輪、オートレースなど様々なギャンブルがあります。仕事や家庭、学業などに影響がない範囲でギャンブルを楽しむ分には何の問題もありません。
ところが、ギャンブルに夢中になりすぎて生活に影響が出ているのにやめられない、借金を重ねてまでギャンブルを続けてしまうなど、自分自身でコントロールできなくなる状態をギャンブル依存症といいます。
ギャンブル依存症は、「病的賭博」や「ギャンブル障害」とも呼ばれ、アルコール依存症や薬物依存症と同じ依存症の一つです。
ギャンブルをやめたくてもやめられず浪費や借金を繰り返す人は、だらしない、意思が弱いと思われがちです。しかし、依存症はご自身の意思や根性だけでは回復することは難しいとされており、治療や支援が必要です。
当院ではギャンブル依存症の方に対して外来治療プログラムを実施しています。
ギャンブルの問題で悩まれている方、ご家族のギャンブル問題にお困りの方は専門的治療を行っておりますので、一度ご相談ください。
ギャンブル依存症自己診断(SOGSテスト)は、ご自身のギャンブルに関する習慣や傾向を客観的に把握するための簡便な質問表です。ギャンブルに関する不安や悩みを感じている方は、このテストを通じて現在の状態やリスクを確認し、今後の対策や支援につなげる第一歩としてご活用ください。
当院のプログラムは精神科医師、作業療法士、看護師、臨床心理士が連携して実施していきます。
精神科医師による診察、臨床心理士による心理検査を実施した後に認知行動療法を用いた内容を学習していきます。(標準的治療プログラム)
学んだことを日常生活の中で実践に移していくことで、ギャンブルに振り回されない生活の実現を目指します。
プログラムは1回90分、全6回を月2回のペースで進めていきます。(約3か月間)
毎月 第1木曜、第3木曜日 13時30分~
※詳細はリハビリテーション科にご連絡下さい。
月1回プログラム修了者を対象にフォローアップ会を実施しています。
プログラムを修了された方であれば自由にご参加可能です。
日程 | 第4月曜 13時30分~ |
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依存症でお困りのご家族を対象に依存症治療の医療者を交えて、講義や依存症への対応で困ったことの相談会を開催しています。
日時 | 毎月第3木曜日 16時00分~17時00分 |
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対象 | ご家族であればどなたでもご参加いただけます。 当院に通院されていらっしゃらない方の参加も可能です。 アルコールの他、薬物、ギャンブル問題にお困りのご家族も参加されることがあります。 |
内容 | 医師やスタッフによる、依存症や対処法についての講義と、同じ悩みをもつご家族同士での座談会を行います。現在困っていることや不安なことなどを、スタッフも一緒に考えていきます。 |