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アルコール依存症は「飲酒のコントロールが難しくなる」疾患です。
年齢や性別、社会的立場に関係なく罹患し、意志の強さや性格の問題ではありません。
飲酒が原因で身体を壊したり、会社を遅刻・欠勤したり、喧嘩をしたり等、飲酒にまつわるいろいろな問題が起きているにもかかわらず、酒を減らしたり、やめたりすることができなくなっている状態を「コントロール障害」といい、アルコール依存症の典型的な症状です。また、本人だけでなく周囲の人(家族や会社)を巻き込んでしまうことも特徴であり、家族・交友関係の悪化や失職に至ってしまうこともあります。
わが国にはアルコール依存症の方が109万人いるといわれており、誰でもなりうるありふれた疾患です。しかし、治療につながっている方はごく一部の4~5万人(約4%)程しかいないのが現状です。
この疾患は専門治療につながり、自助グループに参加することで必ず回復し社会復帰できます。
当院は福岡県飲酒運転撲滅条例に基づくアルコール依存症に関する診察指定医療機関として、専門的治療を行っておりますので、一度ご相談ください。
アルコール依存症かどうかが気になる方は、下のテストをしてみましょう。
アルコールが脳と心と体に与える影響について学んだり、これまでの生活を振り返ります。それをもとに、これからの生活スタイルについて考えていきます。
離脱症状が消失した後、原則8週間の入院プログラムです。
8週間の入院が難しい方を対象にしたプログラムです。入院期間は患者さんの状況に応じてご相談下さい。内容は、アルコール・リハビリテーション・プログラムの中から患者さんに合わせたプログラムを選択し、決定します。4週間程度が目安です。8週間の入院が難しい方を対象にしたプログラムです。入院期間は患者さんの状況に応じてご相談下さい。内容は、アルコール・リハビリテーション・プログラムの中から患者さんに合わせたプログラムを選択し、決定します。4週間程度が目安です。
どうしても自分ではお酒をやめられない方を対象にして、身体からお酒を抜く治療を行っています。1週間程度が目安です。
「アルコール依存症かもしれない」「お酒がやめられない」などお悩みのご本人を対象に、診察を行っています。
ご家族からの相談もお受けしております。
アルコール依存症でお困りのご家族を対象にアルコール依存症治療の医療者を交えて、講義やアルコール依存症への対応で困ったことの相談会を開催しています。
日時 | 毎月第1火曜日、第3木曜日 16時00分~17時00分 |
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対象 | 当院でARP治療中の方またはARP治療が終了した外来患者さんのご家族 ※参加をご希望の場合は事前にご連絡ください。 |
内容 | 医師によるアルコール依存症、対処法についての講義や同じ悩みを持つご家族同士で座談会を行います。 現在困っていることや不安なことなどを共に考えて、ご家族の方が少しでも楽になれば幸いです。 |
アルコール リハビリテーション プログラム 活動パンフレットはこちら(PDF:227KB)